2018年4月4日水曜日

<4月の放送>大分の近代建築



今月は「大分の近代建築」 と題し大分市内に残る建築物を3つご紹介しました。

大分市内は特に昭和の大空襲の影響でそれ以前の建物がほとんど残 っておらず、 市外に比べて現存する建物がほとんどないといった状況だそうです 。
そんな中、 旧上野変電所は大分市内に現存する唯一の赤レンガ造りの建物です 。
場所は上野の住宅街をあがっていったところにあり、 住宅街の真ん中に佇んでいる様子はとても不思議な光景です。
実際は現在も変電所、 送電所として使用されている施設の中にあるため、 一般の方が中まで入ってみることはかないませんが、 フェンス越しにもそのオシャレな出で立ちと空襲をくぐり抜けてき た歴史をのぞきみることができます。

そしてもう1つ赤レンガの建物といえば赤レンガ館でしょう。
大分市民に親しまれてきた建物ですが、 今年のリニューアルで今まで以上に私たちも行きやすくなったとい うか使いやすくなったといえます。
お土産や特産品の販売コーナーはもちろん、 タウトナコーヒーも入っているのでちょっとした空き時間に利用す るのもいいんじゃないでしょうか?
さて、 赤レンガ館の魅力はなんといっても今回の改修でその姿をあらわに した西側の壁でしょう。
私も初めて見たときは大正時代から残っている壁を目の前に興奮が おさまりませんでした!
何よりすごいのは手で触れることができるんです! これはすごいことですよ!
炭化した木レンガや風化した赤レンガを見て、 触ってその時代に生きた人々に想いを馳せる・・・ そんな時間を過ごしてみてはいかがですか?

今回ご紹介した場所はどこも見に行くことができるので是非足を運 んでみてください。

<4月のプレゼント>

今回は「日本の近代遺産」を抽選で5名のみなさまにプレゼントし ます。

<風之荘のお知らせ>

先月3月18日に風之荘本館にて人形供養法会が行われました。
この人形供養法会は、風之荘の初の試みで、多くのみなさまにご参列いただき
供養には大分市金池町の萬壽寺のご協力をいただきまして約300体の人 形を
供養しました。

2018年3月3日土曜日

<3月の放送> 文武両道の儒学者 毛利空桑


今月は「文武両道の儒学者 毛利空桑」と題し、現在の大分市鶴崎出身の儒学者であり教育者であった毛利空桑をご紹介しました。
今回取材にあたりお世話になった毛利空桑記念館は鶴崎高校の目の前にあります。毛利空桑にまつわる様々な資料が展示・保管されています。
また、記念館の隣には空桑が住んでいた「天勝堂」や塾であった「知来館」などが残されており、当時の暮らしや塾の様子に思いを馳せることができます。

実は、空桑の私宅である「天勝堂」は江戸時代の民家の造りを知ることができる貴重な資料であると館長の野村さんはおっしゃっていました。
入り口を入ると左手に隠し階段があり2階へと繋がっています。
また、2階にはすみやかに外に逃げられる様な仕掛けもあると言います。
天井の低さも特徴の1つにあげられます。
これらの目的は空桑の思想に反対する勢力が押し入ってきた場合でも、すみやかに逃げ出せるように、更には家の中で刀を振り上げることができなくするためだったと言います。
空桑がいかに命がけで尊王思想の研究、教育に力を入れていたかを垣間みる事ができますね。
この機会に毛利空桑という人物を学びにいってみてはいかがでしょうか?
館長の野村さんの軽快な説明を聞きながら見るのがおすすめですよ!

<3月のプレゼント>



今回は、「九州の儒者たち」を抽選で3名のみなさまにプレゼントします。

2018年2月3日土曜日

<2月の放送> 大分の刀剣


今月は「大分の刀剣」と題し、かつて刀剣の一大産地だったとされ る大分の歴史や豊後刀についてお送りしました。
大分市歴史資料館では4月2日(月)まで豊後刀や日本刀にまつわ る貴重な資料を展示した「大分の刀剣」が開催されています。
歴史オタクな女子たちがブームを作った「歴女」を始め、アニメ作 品から新たなブームを生んだ「刀剣女子」など、今では若い世代の 女性にもこのジャンルは人気がありますよね。
是非一度足を運んでみてください。
さて、今回は番組ではご紹介できませんでしたが取材時に大分県で 唯一の刀鍛冶の方にお会いすることができ、大変貴重なお話をお伺 いすることができました。
刀鍛冶は現在全国で300人程しかおらず、刀鍛冶になる為には師 匠について修行することはもちろん、他にも試験があるんだそうで す。ご存知でしたか?
減点方式の実技試験らしく、試験官たちの前で黙々と刀を作り上げ ていくんだとか。
鍛冶業界は「歴史や文化、伝統を重んじる世界」「一子相伝の業」 などといったイメージがあったので、なんだか「資格試験」のよう な感じがして、ちょっと身近に感じました。

中でも印象に残ったのは美術品などと同じく日本刀も現在その多く が海外へ流出しているというお話です。その方のお客様も半分近く が海外の方だとおっしゃっていました。
近年日本の伝統や文化は海外から多くの注目を集めています。
大変嬉しいことですが、その半面日本の貴重な美術品や工芸品、そ して日本刀といったものの多くが日本から離れていっているのです 。
「私が買い戻さなければ!」というのは中々難しい話ですが、日本 の文化や伝統について興味を持ち、知ることは案外簡単なのではな いでしょうか?
何をしたら良いの?と思った方は是非、大分市歴史資料館に足を運 んでみてはいかがですか。

<2月のプレゼント>


今回は、「日本刀図鑑」を抽選で2名のみなさまにプレゼントします。